UPSとTSPで何が違うのか
UPSとは
商用電力をバッテリーに充電し、そのエネルギーをインバーターで交流に変換して
負荷側に供給する設備で瞬時電圧低下発生時は商用電源が消失してもバッテリー
に充電されたエネルギーで通常15~30分程交流出力を負荷側へ供給します。
UPSとTSPの違いは
- 電力をバッテリーに充電するか電気二重層キャパシター(EDLC)に充電するかの違い。
- 常時インバーター出力か常時(通常時)商用出力かの違い。
- バッテリーと電気二重層キャパシターの寿命の違い
- 保護時間の違い
UPS(バッテリー方式) | TSP(電気二重層キャパシター方式) | |
---|---|---|
イニシャル・コスト | ~3kVAまでは量産効果で安価 | 5kVA以上はバッテリーの関係で安価 |
ランニング・コスト | バッテリー交換費用 | 消耗品なし、実質0円 |
寿命 | バッテリー寿命3~5年 | 10~15年 |
保護時間 | 15~30分 | 1~10秒 |
消費電力 | 大 | 小 |